mugi's diary

自由気ままに思ったこと感じたことを。

8年

実は1ヶ月ぐらい前に大まかに書いてはいたのですが、完結させてなくて笑。なので少し時間がずれてる感ありますね。


8年経ちましたね。

長いようで短かった。

今回は日記というより自分的の ターニングポイントに直面してるので、久々に過去を振り返りたいなぁと思って書いてます。なので長いですしまとまりがないです笑。

 

向こうに渡ったのは中3の1学期が終わる少し前。

そのことを聞かされたのはそれの半年前とか。その当時はまた外国に行くなんて微塵も思ってなかったし、「ついていく?」って親に聞かれたときはあまり考えずに行くって言った気がする。まぁ、小さい頃に3、4年向こうで過ごしていた関係で、帰国子女なのに英語がしゃべれないというコンプレックスがあったのも行くって決めた要因なのかなぁ。

私の場合、初日はとりあえず何が起きてるかわからなかったなぁ。

印象的だったのは生物授業の教室は3人で1つのテーブルをシェアだったんだけど、女の子2人で座ってたのでそこの座ろうとしたら鞄を置かれたことかなぁ。まぁ友達のために席とりをしてたみたいで要するに座らないでくれってことだったんだけど笑。

とりあえず最初の1年は宿題をこなすことだけでも夜中の2時3時とか普通で…というより理解してちゃんとできてたらいい方で笑。毎日3、4時間睡眠だったなぁ。

あと、グループプロジェクトとかペアでのプロジェクトが恐怖だった。何起きてるのかわかんないし、全然貢献できないし。基本ランダムで組まれたからもうメンバーには申し訳なさでいっぱいで、日本語だったらって何度思ったことか…

結局最初の1年は友達を作るとかもはやそういう次元ではなかった気がする笑。

そもそも、コミュニケーションもろくにとれない子と仲良くしようって思うほど高校生って人としてできてないよね。もちろん、中には何を思ってかわからないけど話しかけてくれる子とかいて。その子たちとは今でも仲良くしてて、今でも本当にありがたくて感謝しかないし大好きな存在なんだけどw

でも友達ができない経験があるからこそ感じたことがあり、それが今の自分に繋がってるので結果的にはよかったかな。人の心に少し敏感になれた気がする。

後に知ったのだけど、私の住んでいる地域はそもそも英語を第二か国語として入ってくるESLという生徒がほぼ0なので、ESLというシステムもしっかりと確立してなかったみたいで。

高校に関していえば友達関係は最悪だったし、変わった地域に住んだのもあってここの地域の住民は今でも好きじゃないけど、先生には素晴らしく恵まれてたし、英語を学ぶには最高の環境だったのかも。

読み手の方がどのように感じるかはわかりませんが、同情されたいわけではなくて。楽しかったかは置いといて後悔はしてないです。私的には辛かった時期というより成長の時期で今の私を形成するのに必要不可欠だった時間だと感じてます。

ただ帰国子女は簡単に英語が覚えてずるいっていう認識を少しでもぬぐえたらなぁとは思います。もちろん、帰国子女ってかなり曖昧なのでなんとも言えませんし、恵まれているというのは重々承知ですがそれ相応の努力や犠牲もあります。そしてそれは行ったのが小学生のころであろうと高校生であろうと変わりはありません。

話はちょっとずれましたが、ESLという生徒が私しかいない中、どの先生も進んで手を差し伸べてくださって。わかんないって持っていくとわかるまで辛抱強く説明してくれ、時には私専用の簡易バージョンの宿題にしてくれたり。

元からアジア人が各学年に1,2人ぐらいしかいない学校だから…というのもあるけど、2年前に高校を訪れたときには「英語上手になったね。元気にしてた?」ってたくさんの先生が声をかけてくださって。数学の先生、英語の先生、生物・化学・物理の先生、世界史の先生、マクロ経済の先生…本当にみんな大好きで、一人一人に感謝の言葉を述べても足りないくらいで。

その中でもESLの先生とビジネスの先生にはすごく目をかけていただいて、本当によくしてもらって…この2人とは今でも私がそちらの方に戻ると一緒にお食事に出かけるぐらい近しくて先生というより友人であり、保護者みたいな方々で。この2人がいなかったら今の私はいないだろうなぁって。

ESLの先生は私の教科担当の先生一人一人とお話して事前にいろんな配慮してくださったり、少しのことでもすっごく褒めてくださって。いつも一生懸命私の話を理解しようとしてくださり、私が単語が出てこないと助け船をだしてくださるので私も安心してお話ができて。

ビジネスの先生は私が会計の道に進むことを早い段階で助言してくださった先生で。その当時は日本に帰るつもりだったから本気にしてなかったけど、頭の片隅にはずっとあって。それに実際にそちらへの道を歩むことになりましたし…笑。

私にはもったいないぐらい素敵な方々なんです。

最初の2年は両親を心配させっぱなしだったみたいで申し訳なくも思いますが、高校4年間は英語を学んだだけでなく、人として色々と成長できた場だなぁって気がします。といっても色々と辛かったことも多かったからかとんでる記憶も結構あるんですけどね笑。

辛かったし、青春とかそんなんなかったし、友達と一緒にイベントに行ってなんて余裕は最後の1年ぐらいしかなかったけど、胸を張って行ってよかったって断言できる4年間。

一方で大学での4年間は、高校よりはるかに楽で。もちろん、勉強は変わらず大変だったのですが笑。

高校の時は大学は日本でって考えてたのですが、今考えるとやっぱり向こうの大学に行っててよかったなぁって気がする。高校卒業した当初は私の英語はうまくないしダメダメっていう気持ちでいっぱいだったのですが、大学に入って一から友人関係を築いたり、授業で発言を重ねていく上で、英語をしゃべることに対して自信がついたように思う。それに英語はさらに上達たし、キャリアに関しても様々な可能性が得られたので良かったかなぁ。

それにたくさんの素敵なお友達もできましたし!

就活に関してはちゃんとはやってなくて、その前のインターンシップを勝ち取ることによって就職が決まるのが主流という職種だったので、3年の秋はストレスがすごかった笑。

会計をしようってしっかりと決めたのは本当にギリギリだったので、資格のために150時間の大学のクレジットが必要だなんて知らなくて、大学生後半の1年半はオーバーロードでしたね。この計画性のなさ笑。

でも結果的になんとなくできたし、思ってたような会社にも入れてたので結果オーライですよね。

唯一残念だなぁって自分でも思うのは、昔ほどの積極性がなくなってしまったことかなぁ。高校に入ってがつんとやられたのはいいのですが、あまりにも落差が激しく今でも話すときにジャッジされてると感じながら多少おびえてしまうのをどうにかしたいですね。でもこれもまた時が解決してくれるでしょう。

それに多分それを懸念するより恋愛に関してもそろそろどうにかせねばw

高校4年間は欲しいとかそういう風に感じる余裕はゼロでとりあえず英語、大学受験、友達で手一杯だったし、大学4年間もなんかあまり重要視してなかったなぁ。勉強や就職、友達でまわってた笑。

振り返ってみて高校も大学も同じ4年間だけど、やっぱり高校の方が印象深いというかいろんな意味で特別ですね。別に辛かった辛かったって過去に縛られていたいわけではないですし、それは違うと思うけど、何かに挑戦するときにこの経験は戒め+モチベーションブースターとしては最適です。

未来なんてわからないし、数年後どこで何をしているかも不明すぎるけど、常に頑張っていたいですね。きっと結果はなるようになるというか、精一杯向き合って頑張っていれば自ずとついてくるでしょう。